私は昔からむくみやすい体質です。
特に足は年中むくみやすく、夕方にはふくらはぎ〜足首にかけてパンパンに感じます。 むくみについては「そういう体質なんだ」と思っていました。
でも、「更年期になってむくみがひどくなった」という話をよく聞いて、ふと疑問がわきました。 更年期になると、本当にむくみやすくなるのでしょうか?
調べてみると、更年期のホルモン変化が関係する場合もありますが、むくみの原因はそれだけではありませんでした。 今回は、更年期とむくみの関係や、自宅でできる対策についてまとめてみました。
- むくみの原因
- 更年期とむくみの関係
- むくみのタイプ
- 自宅でできる、むくみ対策
むくみの原因を整理してみよう

むくみとは、血管から水分が染み出し、組織の隙間に余分な水分が溜まった状態のことです。実は健康な人にも日常的に起きていて、ある程度は自然なこと。ただ、その原因はひとつではありません。
生活習慣・体質によるもの
むくみの原因としてよくあるのが、体質や生活習慣です。例えば、以下のような原因が考えられます。
- 長時間座りっぱなし・立ちっぱなし
- 運動不足
- 筋肉量が少ない
- 塩分の摂りすぎ
- 睡眠不足
- 冷え
私は事務仕事なので、一日中座っていることが多くあります
こうした生活習慣によって血液やリンパの流れが滞ると、余分な水分がたまりやすくなり、むくみにつながることがあるんです。
女性ホルモンの影響によるもの
更年期になると、女性ホルモン(エストロゲン)が大きく変化します。その影響で自律神経のバランスが乱れたり、水分代謝に変化が起きたりして、むくみを感じやすくなる人もいます。
ただし、更年期世代のむくみがすべてホルモンの影響というわけではありません。
体質や生活習慣など、他の要因が重なっている場合もあるんだ
特発性浮腫という考え方
若い女性を含む全身性のむくみの原因として最も多いのが、実は「特発性浮腫」です。特発性とは原因不明という意味で、女性特有のむくみとして知られています。
明確なメカニズムはまだ解明されていませんが、ホルモンバランスの乱れや自律神経の異常などが関与していると考えられています。
昔からむくみやすい体質、という方はこれに近いかもしれません
他の疾患が隠れていることも
むくみの中には、病気が関係しているケースもあります。
心臓や腎臓、甲状腺などの病気によってむくみが現れることもあるため、「更年期だから仕方ない」と決めつけないことも大切です。特に、急にむくみがひどくなった場合や、片足だけが大きくむくむ場合は注意が必要です。
詳しくは後ほど「こんな時は病院に相談を」でご紹介します。
更年期とむくみの関係


では、更年期とむくみにはどのような関係があるのでしょうか。
更年期になると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が大きく変化します。エストロゲンには体内のさまざまな働きを整える役割がありますが、その変化によって自律神経のバランスが乱れやすくなることがあります。
自律神経は血管の収縮や拡張、体内の水分バランスにも関わっています。そのため、更年期のホルモン変化によって血流や水分代謝に影響が出ると、むくみを感じやすくなることがあると言われています。
また、更年期世代は仕事や家事、介護などで忙しく、運動不足や睡眠不足になりやすい時期でもあります。ホルモンの変化だけでなく、こうした生活環境の変化もむくみに関係しているのかもしれません。
あなたはどのタイプ?むくみチェック


むくみの原因はひとつではありません。まずは、どのタイプに当てはまるか、チェックしてみましょう。
生活習慣タイプ
- デスクワークや車の運転など、座っている時間が長い
- 運動不足を感じている
- 夕方になると足が重く感じる
- 塩辛いものが好き
- 水分をあまり飲まない
→ 当てはまるものが多い場合は、生活習慣がむくみに影響しているかもしれません。
更年期タイプ
- 更年期世代である
- ほてりや発汗など、更年期症状を感じることがある
- 最近、以前よりむくみやすくなった気がする
- 睡眠の質が低下したと感じる
→ ホルモン変化や自律神経の乱れが関係している可能性があります。
冷え・血行不良タイプ
- 手足が冷えやすい
- 冬だけでなく夏も冷房で冷える
- 肩こりや首こりがある
- お風呂はシャワーだけで済ませることが多い
→ 血流の低下によって、むくみが起こりやすくなっているかもしれません。
気になる症状はありませんか?
- 急にむくみがひどくなった
- 片足だけが大きくむくむ
- 息切れや動悸がある
- 強いだるさを感じる
→ このような症状がある場合は、病気が関係していることもあります。無理にセルフケアだけで様子を見ず、医療機関への相談も検討しましょう。
むくみの原因は人によって異なります
まずは自分がどのタイプに近いのかを知ることが、対策を考える第一歩かもしれないね
自宅でできるむくみ対策


むくみの原因は人それぞれですが、生活習慣を少し見直すことでラクになることもあります。ここでは、自宅でできる簡単な対策をご紹介します。
長時間同じ姿勢を避ける
デスクワークやテレビを見る時など、座っている時間が長いと足の血流が滞りやすくなります。
「運動しなきゃ」と思わず、お茶を入れたり、トイレに行ったりするついでに体を動かしてみましょう。
水分と塩分のバランスを意識する
むくみが気になると、水分を控えたくなることがあります。でも、水分不足になると体は水分をため込もうとするため、かえってむくみやすくなることもあると言われています。
また、塩分の摂りすぎもむくみに関係すると考えられています。塩分を多く摂ると、体は塩分濃度を薄めようとして水分の排出を控え、体内に水分を溜め込むようになるんです。
実は、私はスイーツよりもしょっぱいお菓子が好きです。「塩分を摂りすぎていませんか?」と言われると少し耳が痛いです(笑)
とはいえ、好きなオヤツを全部やめるのは現実的じゃないよね
量や回数を少し意識することから始めてみるのがよさそうです。
湯船にゆっくり浸かる
シャワーだけで済ませる日が続くと、体が冷えたり血流が悪くなったりすることがあります。38度から40度くらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、体が温まり、リラックスにもつながります。
毎日できなくても、「今日は浸かろうかな」くらいの気持ちで十分です


ふくらはぎを動かす
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれています。
同じ姿勢でいることでふくらはぎのポンプ作用が弱くなり、血流が下半身に溜まりやすくなります。
これだけでも、血流をサポートする効果が期待できます。歯磨き中や料理の合間など、すきま時間に取り入れてみるのもおすすめです。
足を心臓より高くする時間をつくる
これだけでも効果十分!寝るときに枕やクッションを使って、足を心臓より高い位置にすると、むくみが解消しやすくなります。
夕方ソファでごろんとするついでに、そのまま壁に足を立てかけるだけでも十分です。
睡眠を大切にする
睡眠不足は、自律神経の乱れや体調不良につながることがあります。更年期世代は眠りの悩みを抱えやすい時期でもあります。
むくみは一日で解消するものではありません。だからこそ、「全部やらなきゃ」と思う必要はありません。
まずはひとつ、自分が続けやすそうなことから試してみてね






こんな時は病院に相談を


むくみは体質や生活習慣、更年期によるホルモン変化が関係していることもあります。一方で、病気が隠れている場合もあるため、気になる症状があるときは医療機関への相談も検討しましょう。
例えば、
- 急にむくみがひどくなった
- 片足だけが大きくむくむ
- 息切れや動悸がある
- 強いだるさが続く
- セルフケアを続けても改善しない
といった場合は、一度受診して相談すると安心です。
私自身、むくみは「体質だから仕方ない」と思い込んでいました。でも、更年期だから、年齢のせいだからと決めつけず、気になる変化があれば相談することも大切なのだと感じています。
「病院へ行くほどではないかな」と迷うときこそ、専門家の意見を聞いてみることで安心できることもあります。
まとめ
むくみは、更年期によるホルモン変化が関係していることもあります。しかし、体質や生活習慣、場合によっては病気が影響していることもあり、原因はひとつではありません。
私自身、長年「むくみやすい体質だから」と思っていました。でも今回あらためて調べてみて、更年期との関係や生活習慣の影響について知ることができました。
むくみが気になるときは、まず自分がどのタイプに当てはまりそうかを考えながら、できることから試してみてください。
- 長時間同じ姿勢を避ける
- 湯船に浸かる
- 水分と塩分のバランスを意識する
- ふくらはぎを動かす
- 睡眠を大切にする
そんな小さな習慣の積み重ねが、体をラクにするきっかけになるかもしれません。
そして、気になる症状があるときは、「更年期だから」「体質だから」と決めつけず、医療機関に相談することも大切です。
この記事が、むくみと上手につき合うヒントになればうれしいです。








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