もずく「なんであんな言い方をしたんだろう」
「また失敗しちゃった」
「どうせ、私なんて…」
そんなふうに自分を責めてしまう瞬間、ありませんか。
真面目でがんばり屋な人ほど、ちょっとしたミスや些細な行き違いに落ち込みがちです。
更年期世代は、ホルモンの変化で気持ちが揺れやすくなる時期。
イライラや落ち込みが普段より強く感じられ、「またダメだった…」と自分に厳しくなりやすいのも自然なことです。
そんなとき、自分の心をそっと支えてくれるのが “セルフトーク”。
ねこくん自分にかける言葉を少し変えるだけで、驚くほど気持ちがラクになるよ
自分を責める心理の背景
自分を責める背景には、こんな心理が潜んでいることが多いものです。
- 完璧にやろうとしすぎてしまう
- 他人と自分を比べてしまう
- 「ちゃんとしなきゃ」という思い込み
- 心身の不調で余裕がなくなっている
大切なのは、
「責めてしまうのは、性格の弱さではなく、がんばってきた証」
と知ること。
「自分を責める言葉」は自己否定・自己嫌悪を強めてしまうことがあります。
すぐに変えようとしなくて大丈夫。
まずは「自分を責めるクセがあるんだな」と気づくだけで、心は少し軽くなります。
やさしく立て直すセルフトーク術
では、どうすればいいのか。
自分にかける言葉をほんの少し変えるだけで、心が軽くなります。
たとえば
| 自分を責める言葉 | やさしく言い換える言葉 |
|---|---|
| 「ダメだった」 | 「よくここまでやったね」 |
| 「みんなできてるのに」 | 「私は私のペースでいい」 |
| 「また失敗した」 | 「次の工夫を見つけたってこと」 |
| 「疲れた」 | 「今日は休む日。よくがんばった」 |
ねこくんポイントは“大切な人に声をかけるように”言葉を選ぶこと
おすすめの実践方法３つ
朝：鏡の前でひと言
「今日の私は大丈夫」
「できるところからやればいいよ」
日中：落ち込んだ瞬間に“深呼吸＋一言”
「仕切り直そっか」
「まあ、そういう日もあるよね」
夜：日記・ジャーナルにひと言書く
「今日も一日よくやった」
「この件は明日の私に任せよう」
書くことは“脳のリセット”にもつながるので、更年期の揺らぎには特に有効です。
言葉にはパワーがあります。
言葉が自分の中に“響く”感覚を大切にしてみてくださいね。
もずく「ま、いっか」と自分に声をかけるようになってから、気持ちが楽になりました。
言葉 × 環境 で心はさらに整う
セルフトークは、環境と組み合わせることで効果がアップします。
- 温かいお茶をゆっくり飲む
- 柔らかい照明に切り替える
- 香りの良いアロマを使う
- 心地よい音楽を流す
身体がリラックスできる環境（温かい飲み物や静かな場所など）を整えた上で、「自分を思いやる言葉」を心の中で唱えると、心の疲れが和らぎます。
「やさしい空気」を自分の周りに作ると、心は自然と安心します。
ねこくん自分を責めてしまいそうな日は、とくに意識してみてね
おわりに
自分にやさしくすることは、甘やかしではありません。
また歩き出す力を取り戻すための“メンテナンス”です。
今日の終わりに、そっとこう言ってみてください。
もずく「今日はここまでで十分」
「よくがんばったね」
明日の自分が、もっと軽い気持ちで一日を始められますように。
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