🍂 はじめに
頭の中で、「仕事のこと、家族のこと、将来への不安」がぐるぐる……。
そんなことありませんか?
「書くこと」で心をゆっくりほどいてあげましょう。
「ジャーナリング」は日記とは少し違って、自分の心を整理するための記録です。
文字にすることで、もやもやした気持ちが形になり、気づけば少し前向きな気持ちが戻ってくる—
—そんなセルフケアです。
ジャーナリングとは?
ジャーナリングは、自分の思考や感情を書き出すことで、心を整える方法。
「書く瞑想」とも言われています。
心理学者ジェームズ・ペネベイカー氏の研究によると、
感情を書き出す習慣にはストレス軽減・免疫機能の向上・睡眠の質改善などの効果があるとされています。
更年期世代にとって、これはまさに“心のリセットボタン”。
ホルモン変化で気持ちの波が大きくなる時期だからこそ、
「書く」という行為で、自分の内側に落ち着く場所をつくることが大切です。
書くことで生まれる心理的効果
ジャーナリングには3つの心理的メリットがあります。
- 頭の中が整理される
書くことで「考え」と「感情」が分離し、冷静に見つめられるようになります。
つまり、思考の整理。
ぐるぐる思考から抜け出す効果があります。 - 自分を受け入れやすくなる
言葉(文字)にすると「意外と頑張ってるな」「この気持ちは自然だな」と気付けます。
書くことで自己理解と自己肯定感が高まります。 - 感情のデトックス
誰にも言えない思いを紙に書くことで、心の中に余白が生まれます。
書き終わったあとに心がスッと軽くなる感覚があります。
手書きとデジタル、どっちがいい?
どちらにもメリットがあります。
大切なのは“その日の自分に合った方法”を選ぶこと。
🖋手書きのメリット
- 手を動かすことで脳が「ゆっくりモード」に切り替わる
- 紙の質感やインクのにじみが、五感を刺激して落ち着きをもたらす
- 感情表現が深まりやすく、自己洞察に向いている
🕰️おすすめ:夜のリラックスタイムや休日の朝。
お気に入りのノートとペンがあると、楽しい時間になりますね。
💻デジタルのメリット
- スマホやPCでスキマ時間にすぐ書ける
- タイピングの速さで思考の流れを止めずに書ける
- 過去の記録を検索・振り返りやすい
🕰️おすすめ:通勤中・昼休みなど、短時間で気持ちを整理したいとき。
どちらが正解ということはなく、
「書く=自分の心を外に出す」という目的が果たせればOK



日によって、手書き⇔デジタルを行き来するのもおすすめ
今日からできる簡単ジャーナリング習慣
用意するものは、紙とペンだけ。
無理なく続けるために、「1日3分」から始めてみませんか?
書くときのポイントは次のとおり。
・テーマを決めず、心に浮かんだことをありのままに書く。
・誤字脱字・文章の構成などは気にしない。
・最後に書いた内容を振り返る。 ⇨ 本音が見えたり、気づきがある
それだと書けない💦という方は、次のテーマを試してみてください。
- 今日の「うれしかったこと」
- 今の気分を3行分
- 明日の自分へひとこと
- 今日の「ありがとう」
⇨ 今の気持ちを大事にしてくださいね
🕰おすすめ時間🕰️
寝る前 or 朝いちばん。
「1日をリセット」または「1日をはじめる」タイミングが効果的です。
書くのがつらいときは
感情があふれてつらいときは、無理に言葉にしなくてもOK。
「今日は疲れた」「なんとなくモヤモヤ」
…それだけでOK
どうしても書けない日は、「書かない選択」もセルフケアの一部です。
書かなかった事がその日の記録です😊
🍃 おわりに
書くことは、誰にも見せない心の休憩時間。
頑張る日々の中で、ペンを持つそのひとときは「自分に戻る」ための時間です。
わたしは朝少しだけ早く起きて、頭に浮かんだ言葉を書き留めています📝。
思いつく限り書いて頭が空っぽになると、少しスッキリした感覚があります。
何も浮かんでこない時は、「思いつかないから、これで終わり!」と書いてます。
文庫本サイズ📖の手帳を愛用しています。
小ぶりなので、さっと取り出せて便利です。
ジャーナリングにはストレス軽減・免疫機能の向上・睡眠の質改善などの効果が期待できます。
難しく考えず、一歩踏み出してみませんか?
あなたの文字の中に、やさしい光が見つかるはずです🌙




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