「冷え対策をしているのに、なかなか改善しない」
そう感じている人は多いのではないでしょうか。
私たちの体を冷やしているのは、気温だけではありません。
日々の生活習慣の中にある“冷えの芽”が、知らないうちに血流を滞らせ、自律神経のバランスを崩していることがあります。
今回は「食事」「ストレス」「姿勢」の3つから、冷えを悪化させる習慣と見直しのヒントをお伝えします。
食事:冷たい飲み物と甘いものの“落とし穴”
「冷え」は、食べ方・飲み方のクセから始まることがあるんだって
たとえば、
- 冷たい飲み物を常に手元に置いている
- 甘いお菓子やパンがほっとする習慣になっている
- 朝食を抜いてしまう
…これらはすべて、内臓を冷やして代謝を下げる原因になってしまいます。
また、糖分の摂りすぎは血糖値の乱高下を招き、自律神経を刺激して冷えを助長します。
ちょこっと解説
内臓が冷えるってどういうこと?
身体の中心にある胃腸や肝臓などのいわゆる「内臓」の温度が低下し、血行が悪くなって正常な働きが妨げられている状態。
簡単に言うと、体の中心部の熱が不足している状態。
体調不良(疲れやすい・だるい・便秘や下痢)や冷え症状・免疫力低下を引き起こすことがあるため、注意が必要です。
見直しのヒント
- 朝いちばんに白湯を一杯 ⇨ 内臓をやさしく目覚めさせる
- 朝食は必ず食べる ⇨ 体内で熱を作り体温をあげる
- 飲み物は常温か温かいもの基本にする
- 甘いものは果物やはちみつなどの自然由来の甘みを選んだり、温かい飲み物と一緒にとる
- 根菜や発酵食品を取り入れる ⇨ 代謝を促進し、血行を良くする
- 冷たいスムージーを飲むなら、体を温めるスパイス(しょうがやシナモン)をプラス
- ゆっくり、よく噛んで食べる
体を温める食事とは、“よく噛んで、リラックスして食べる”食事でもあるんですね。
私は朝は白湯か、しょうがを加えた甘酒を飲むのが定番です。
自然な甘みと発酵の力で、体がじんわり目覚めていく感じがします。
実は昼間はアイスコーヒーが好きなんです。
からだを冷やさないように、ちびちびと少しずつ飲んでます。
ストレス:心の冷えが、体の冷えを呼ぶ
忙しさや不安が続くと、私たちの体は“戦闘モード”になり交感神経が優位になります。
この状態が続くと、血管が収縮して血流が悪化。
結果として「冷えやすい体」になってしまいます。
ストレスによって筋肉量が減少したりホルモンバランスが崩れたりすると、熱産生が低下し体温を維持しにくくなります。そのため、ストレスが続く環境では、体が冷えて血行不良や免疫力低下を招くことがあります。
その結果、「冷え」「肩こり」「浅い呼吸」などの不調が重なってしまいます。
冷え対策にはストレス管理やリラックスがとても大事なんだよ
ちょこっと解説
ストレスで筋肉量が減少??
ストレスは「コルチゾール」の分泌を増やします。コルチゾールは筋肉のたんぱく質を分解するため、筋肉量が徐々に減少します。
また、ストレスにより成長ホルモンの分泌が低下し、筋肉の回復不足を引き起こします。筋肉量の低下は疲労感・体調不良・基礎代謝の低下にもつながります。
見直しのヒント
- 1日10分の“ゆる時間(※)”を予定に組み込む
- 深呼吸、ヨガ、ぬるめの入浴でリラックス
- 眠る前に今日の感情を書き出して、心のデトックス


※ゆる時間とは…
“体も心も、どちらも頑張らない時間” のこと。目的を持たず、成果も求めず、「何もしないことを許す時間」。スイッチをオフにする時間とも言えます。
つい何かをしちゃう毎日。「何もしない」を予定に組み込むことで、リセットしましょう。
ストレスを完全になくすことはできなくても、「交感神経を休ませる時間」を意識的につくるだけで、体温やホルモンバランスの乱れがやわらくんだって
夜、私がよく使うのがハーブティー。
香りの力は侮れません。副交感神経がゆっくり優位になって、体がほっとしますよ。
姿勢:猫背が血流を滞らせる
意外と見落とされがちなのが「姿勢」
長時間のデスクワークやスマホ操作時は特に注意が必要です。
・長時間同じ(悪い)姿勢が続くと、筋肉の血流が滞ります。その結果、肩こり・腰痛・だるさ・頭痛といった症状が起こることがあります。
・骨盤が後ろに倒れがちな人は要注意。骨盤の歪みや猫背は、お腹まわりの血流が滞り下半身の冷えを招く原因となります。足元・腰回りの冷え込みが起こりやすくなります。
作業に集中して、同じ姿勢を続けていませんか?
冷えやすくなるから、気をつけてね
見直しのヒント
- デスクワーク中など長時間同じ姿勢をとっている時は、1時間に1度、肩・背中をほぐす
- 骨盤を立てて座る意識を持つ
- 寝る前に骨盤まわりや足首のストレッチを
姿勢を整えることは、単に“見た目の美しさ”ではなく、内臓の働きと血流を守るセルフケアにもつながります。
仕事中、私は骨盤サポートクッションを使っています。
腰まわりがラクになるだけでなく、自然と背筋が伸び、「呼吸が深くなる → 体温が上がる」という好循環を感じます。
まとめ
“温活”とは、自分をいたわる時間を増やすこと
1.温かい食べ物で内臓から温める
2.心も体もゆるめてリラックス
3.姿勢を整えることで、血行が良くなり呼吸も通りやすく
冷えは、一晩で改善するものではありません。
けれど、毎日の食事や姿勢、心の持ち方を少しずつ整えることで、
じんわりと体の内側から変化していきます。
「温める」とは、自分をいたわる行為そのもの。
がんばるより、ゆるめる。
足すより、減らす。
そんな“ゆらぎ世代”ならではの温活を、暮らしの中で育てていきましょう。







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