朝起きるたびに、肩や首、頭が痛い。疲れが抜けない。更年期に入り、眠りが浅くなったり、何度も目覚めたり…。「何か対策できないかな?」そう思う方、多いと思います。
そんな時、枕を変えることで悩みが解決するかもしれません。枕は“ゆらぎ世代”の睡眠の質を大きく左右するアイテム。合わない枕を使い続けると体調やメンタルにも影響します。
ここでは、私自身が枕ジプシーを経験しながら学んだ「更年期世代が枕を選ぶ時に押さえるポイント」をご紹介します。
わたしの枕ジプシーの始まり


学生の頃から頭痛持ち。自覚していなかったけど、かなりの肩凝りでもありました。マッサージに行ったり、温めてみたり…頭痛と肩こりを解消するために色々試してみましたが、良くなるのはその時だけ。更年期に入ってからは、なかなか眠れなかったり、やっと寝ても途中で目が覚めまた眠れない…そんな日々でした。
そんな時「枕を変えると頭痛が治るらしい…」と知り、頭痛だけでも良くなれば…と枕探しが始まりました。
まずは枕の高さを変えました。次に素材。大きさ。思い出せるだけで、7種類の枕を試しました。合う枕を使うと、まず寝心地・起きた時の感覚に変化がありました。頭痛や肩こりが軽くなり、日中も楽に過ごせるようになりました。
入眠のしづらさが大きく改善することはありませんでしたが、睡眠中と寝起きの感覚は確実に違ってました。
眠りが変わると心と体・暮らしが変わります。
やっぱり睡眠は大事だね
枕が合わないと起こる不調


枕はただ頭を置く場所ではなく、以下の3つの役割を担っています。だから、枕が合わないと身体に不調が起こりやすくなります。これらの不調は更年期の自律神経の乱れと重なると倍増します。
逆をいえば、枕を変えることで、この悩みから解放される可能性があるよ
・首と肩を支える
・寝返りを助ける
・背骨の並びを整える
・肩・首こり
・頭痛
・呼吸が浅くなる
・いびき
・夜中に目が覚めやすい
理想の枕とは?


更年期世代が枕を選ぶ際のポイントは4つ。
①高さ → 立っている時と同じ姿勢を保てるか
②硬さ → 柔らかすぎず沈みすぎない。寝返りしやすいか
③通気性 → ホットフラッシュ+汗対応
④音・香り → 素材によってはガサガサ音がしたり、素材特有の香りがするものも。睡眠を妨げないようなものであること
ご自身の好み・体調に合わせてくださいね。
汗かきタイプ(わたしです)は“通気性”が大事
高さは“睡眠の姿勢”を決める
枕の高さが合わないと、首が前に倒れたり反ったりして睡眠中に首や肩の筋肉が緊張し、肩こり・頭痛・いびきが起きやすくなります。更年期世代の場合、眠りが浅くなりやすいので、この姿勢の崩れが睡眠の質に直結することがあります。
仰向けになった際、自然に顎が少し引かれる状態が理想的です。逆に顎が上を向くようであれば、枕が低すぎるサインと考えられるため、高さを調整しましょう。
ロフテー株式会社 コラム〜柔らかい枕とは?メリット・デメリットと枕の選び方や素材別の特徴も解説〜より
また、寝姿勢によって枕の高さが変わるので、選ぶ際は注意が必要です。
私は枕の高さに無頓着でした。「どんな高さでも同じ」そう思っていました。でも、朝起きると首がガチガチで動かすと痛い。毎日のように軽い頭痛もありました。
思い切って低めの枕に変えてみたら、寝ている間も起きた時も首や頭が軽い。「え?これだけで?」と不思議でした。自分に合う高さの枕の睡眠改善効果に驚きました。
「朝、肩や首が重い」「目覚めが悪い」そんな人は、枕の高さを見直すだけでも症状が改善する可能性があるよ
寝返りは、身体のリセット時間
寝返りが少ないと熟睡度が下がります。寝返りが少ないと同じ場所に圧がかかり続けるため、血流が悪化し筋肉が固まりやすくなります。その結果、肩こり・腰痛、しびれやむくみ、睡眠の質の低下が起こりやすくなります。
一方で、更年期に入って寝返りの回数が増えたという方は、不眠・中途覚醒・浅い睡眠が原因かもしれません。なかなか寝付けないとき、寝返りを繰り返すのは良くあることです。この場合は睡眠の質の改善を考えましょう。
私は柔らかい枕を使っていた頃、「枕に頭が沈み込むような感覚」がありました。包み込まれるような感覚が好きだったのですが、寝返りがしづらかったようです。朝起きると、背中と腰が重だるかったです。
程よい硬さ・高さの枕に変えた途端、「こんなに軽く起きられるんだ」と驚きました。寝具は乱れていますが、自由に寝返りができた証だと思っています。
朝スッキリ起きられない方は「寝返りのしやすさ」に注目して枕を選んでみるといいかもしれません。
素材は“眠りの質”を左右する


低反発・高反発・パイプ・ファイバー・羽毛・そば殻…。素材によって、通気性・温度調整・硬さ・復元性が大きく変わります。枕の素材選びは自分の体質と好みで方向性が決まります。
私は汗かきなので低反発は合いませんでした。蒸れがこもってしまい、夜中に目が覚めることが続きました。羽毛は沈み過ぎて支えがない感じがして、翌朝若干の疲労感。
エラスティックパイプ素材に変えた時、「こんなに通気性が違うのか!」と驚いたほど。夜中に汗で目が覚めることが減り、ムワッとした頭の熱も消えました。更年期のホットフラッシュが気になる方は特に、素材選びは大切です。
素材ごとのメリット・デメリット
| 素材 | メリット | デメリット | 寿命 |
|---|---|---|---|
| 低反発 | 密着する | 蒸れやすい、柔らか過ぎると寝返りしづらい | 3〜5年 |
| 高反発 | 寝返りしやすい、重みのある頭をしっかり支え頭の重さで枕がへたりにくい | 硬い、頭が沈み込まないため、高さ選びを誤ると首や肩に負担がかかりやすい | 3〜5年 |
| パイプ | 通気性抜群、洗える | 枕の中でパイプ素材が動く音がする(パイプを形成する素材による) | 3〜5年 |
| 羽毛(ダウンの比率が51%以上の場合、それ以下の場合は羽根枕) | 柔らかな弾力、ふんわり感、通気性がよく保温性にも優れている | 羽根枕は寝心地が劣る(質の高いものかどうかが快適さの決め手になる) | 2〜4年 |
| そば殻 | 吸湿性・通気性に優れている、リーズナブル | 手入れが必要、そばアレルギーの方は使用不可、音が気になる人もいる | 1〜2年 |
同じ素材でも、へたり具合は「使う人の体重」「使用頻度」「通気性」「洗えるかどうか」で変わります。
寿命の年数に達していなくても「へたり・首肩の違和感・におい等」使用感に変化があらわれたら買い替えを検討するタイミングだよ
わたしが“今の枕”に辿り着いた理由
私が辿り着いたのは、ロフテーさんの【5セルピロー エラスティックパイプ】です。ストレートネック気味なので、高さは1号。一番低いものです。
※ストレートネックの場合は低め寄りが基本ですが、低すぎはNGです。低すぎる枕だと首を支えられず、頭が落ちて首や肩に負担がかかります。低め〜中程度で、寝た時に頭から首・背中にかけて直線になる高さが合いやすいとされています。寝姿勢が仰向けか横向きかで、ちょうどよい高さは変わります。
私は汗かきなので、通気性を第一に。そして寝返り時に音がしないものを選びました。もう少しお手頃価格の枕もありましたが、ガサガサと音がしました。店舗では気にならない音も、静かな夜中は気になりそうで選択肢から外しました。
【5セルピロー エラスティックパイプ】はパーツが5つに分かれていて、頭の収まりが良かったのも決め手のひとつです。
以前は冬でも寝汗で枕がしっとり濡れ、それが冷えて寒さで目覚めていましたが、蒸れが原因で目覚めることはなくなりました。途中覚醒の回数が減ったことにより、睡眠の質が良くなったと感じています。
買う時は高いなあ〜と思いましたが、今は大満足です
おすすめ枕紹介
私がロフテーさんの枕を使用して満足していますので、こちらでもロフテーさんのものを紹介させていただきますね。選ぶときの参考になれば嬉しいです。
通気性重視タイプ
【5セルピロー エラスティックパイプ】
・こんな人に向く:通気性を重視する方
・良い点:通気性、5つのパーツに分かれているので頭の収まりがいい。
柔らかさ重視タイプ
【5セルピロー キューブ・クッションファイバー】
・こんな人に向く:しっかり支えてほしいけど、柔らかさも欲しい方
・良い点:5つのパーツが連結されているので寝返りがスムーズ。
まとめ
枕の高さが合わないと睡眠中に首や肩の筋肉が緊張し、睡眠の質に影響します。枕の正解は、いまの自分の身体が何を求めているかです。
高さ・素材・寝返りのしやすさ
どれか1つにポイントを絞って試すだけでも、体感は変わります。
朝起きた時に「肩や首、頭が痛い。疲れが抜けない」。そんな時は枕があっているか確認してみましょう。40代以降、ゆらぎ世代の身体は変わっていきます。昔の枕が合わなくなるのは当然のことかもしれません。
枕を変えるだけで、眠りがガラッと変わり楽になる可能性があります。あなたに合った枕で、快適な眠りが訪れますように。









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